編集長「江戸川乱歩について語る」


盲獣


今回は江戸川乱歩の「盲獣」について満を持してやっと語る。



まず、江戸川乱歩といえば日本の推理小説の大御所と呼べるだろうか?

それまで日本には認知されてなかった推理小説というジャンルを切り開いた人。黎明期を作った先駆者だ。
一般的には怪人二十面相や明智小五郎が有名だが、そこはアウトサイド。その他の短編長編を紹介する。

前置きが長くなったが、
中身の紹介。

目が見えないあんま師(今で言うマッサージ師)が人気女優を誘拐し、監禁する。

監禁した部屋というのが、光を遮断した暗闇の部屋で、当然女優は逃げ出そうとするが、
結局は無理で諦めてしまう。

その後女優は少しずつこの部屋の魅力に惹かれて、
あんま師とお互いの体を触り合うだけで快楽を得ていく「触覚の芸術」にハマっていく。

行為はエスカレートして、女優は自らの体を傷つけ、痛めつけることに快楽を得ていく。

しかし、体をえぐるだけなら良かったが、あんま師は最終的に腕を切り落とし、脚を切り落とし、首を。。。



と、文章にするのも恐ろしくなるようなグロテスクな作品になっていて、乱歩本人も吐き気が出るらしい。
この作品を元に何度か映画や舞台やドラマなどになっていて、最近話題になったのは盲獣vs一寸法師。
地元の田中美絵子さんが、若い時に出演していて、胸を出していた。

しかし、田中美絵子さんも盲獣vs一寸法師もWikipediaにあるのに原作の方にはWikipediaがなく、
ネットでも紹介が少ないので、それならと私は思った。

乱歩は私の中では絶対に外せない人です。また作品を紹介します。

長い文章すいません。。。



江戸川乱歩 - Wikipedia(外部リンク)


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