「追悼 アベフトシ」
いつまでも悲しんでばっかりおれんな。
といっても一生ついて回る悲しみになるんやろうけど。
こないだアベフトシが亡くなった。
全国のTMGEファン同様ワタシもアベさんが好きでした。
ギタリストでいうといわゆるテクニック&早弾きタイプではなく、個性的なカッティングがアベさんの特徴だった。
例えば日本のギタリストランキングとかあってもおそらくランク外になるだろうと思う。
しかし、アベさんが残した功績は非常に大きい。
90年代後半からの日本のロックシーンを変えたのは確実にTMGE(ブランキーとかもそうやけど)であり、
そのギタリストはアベさんなんで、アベさんが日本のロックを変えたと言ってもいいでしょう。
TMGEもアベさんが入るまでは軽めのR&Bバンドやったけど、
アベさんが入り、セッションを繰り返してライブを経てかなり重いバンドになった。
そのまま行くのは無理があったのか、解散をしたが、アベさん以降個性的なギターを弾く人が本当に現れない。
というか後にも先にもこんなカッティングするのはアベさんだけです。
もうこんなギタリスト現われないだろう。。。
音楽の人の記者も書いてたが、再結成は「無い」ではなく、「出来ない」になってしまった。
まさにその通りで、仮に再結成するにしてもこのギターをしてくれる人がいないんだわ。
気持ち的に出来ないじゃなくて、プロのギタリストでも、技術的に誰も出来ないんだな。
ということで、やはり再結成は「出来ない」ということです。
でも。。。。。。。。。。。やっぱりもう一度観たかった。。。。。。。。。。。
「アベさん。。。」
まだ悲しみは消えない。
アベさんのようになれたら、アベさんがいたから、ここまで生きてこれた人生なんだと思っている。
それは、アベさんのファンや日本のロッカーから見ても同じだろう。
となるとギターマガジンはカッコ良かった。アベさんを表紙にした潔さにロック魂を感じる。
音楽と人は表紙ではないが、追悼文が適切で感動的な文章だった。
それにしてもJAPANは情けない。
追悼文も少しだけやし、3万字インタビューも完全版ではなく、再編集したもの。
ここまで日本のロックシーンを率いたバンドの魂のカッティングギタリストに対して余りにも酷い対応ではなかろうか?
幻滅した。。。
JAPANはアベさんを表紙にすべきだったと思う。
これからJAPANは買わなくなるだろう。
しかし、僕はアベさんを愛し続けるだろう。
編集長へのメッセージはこちらまで
TOPに戻る